第34回唐崎カップは白熱の一日となり、西京極ジュニアフットボールクラブが優勝を勝ち取りました。注目の決勝はFC SETA 2002 SHIGAと西京極の対戦で、前半に動きがあったものの1-1で延長なくPKへ持ち込み、西京極が落ち着いて勝負どころを決めたのが印象的でした。準決勝ではFC SETAが矢倉フットボールクラブ相手に6-0と攻撃力を爆発させた一方、決勝では西京極の組織的な守備と切り替えの速さに抑えられる形になり、トーナメントは一発力だけでなくバランスとメンタルがものをいうことを示しました。矢倉は3位決定戦でしっかり立て直して表彰台に上がり、大宝サッカースポーツ少年団やヴォンゴーレ瀬田のように粘り強さを見せたチームも多く、敗れたチームも成長の手応えを持てる大会だったと思います。

解説のポイント:
- 決勝はPKまで持ち込まれる接戦で、メンタルとキッカーの冷静さが勝敗を左右した。
- FC SETAの攻撃力（準決勝6-0）は際立ったが、決勝では西京極の組織力が上回った。
- 下位決定戦でも粘り強さが光り、トーナメント全体のレベルアップが感じられた。