第34回唐崎リトルカップU10の9〜12位トーナメントは、最後まで見どころ満載でした。和邇フットボールクラブは9位決定戦で攻守にスイッチを入れて力強く6得点を挙げ、URANO.S KYOTOを突き放しましたが、URANO.Sも後半に粘りを見せ次につながる兆しを示しました。一方、11位決定戦では金城JFCが前半の集中力で3点を奪って守り切り、守山少年キッカーズも最後まで粘り強い守備で成長の跡を残しました。準決勝での金城の後半の追い上げ（0-3から2-3に詰め寄った場面）は、諦めない姿勢がチームに浸透している証拠で、若い選手たちのポテンシャルを感じさせます。結果だけでなくプレーの質や連携に光る場面が多く、どのチームも今後の伸びしろを実感できる大会でした。選手、指導者の皆さん、本当にお疲れさまでした。
解説のポイント:
- 和邇は攻撃のスイッチが入ると破壊力が出る点が光った。
- 金城の後半の粘りは今後の自信につながる重要な収穫。
- URANO.Sと守山は守備の安定や終盤の粘りがチーム成長の鍵。