第28回KURIYAMAリーグAブロックは全日程終了。FSC岩見沢が勝点5で首位に立ったが、特徴は守備の堅さと攻撃の手詰まりが同居している点だ。cravoとの0-0、そして水曜サッカー部との0-0で2度の完封を達成し失点はわずか2だが総得点は3に留まり、あと一歩の決定力が足りない。cravoも勝点5で並ぶが得失点差で2位、1-0で水曜サッカー部に勝ったように細かい勝負ごとをものにする勝負強さが光る。水曜サッカー部は南幌FCを3-1で下す試合で攻撃力を示したがムラがあり、南幌は攻撃面で4得点を挙げた一方で守備が7失点と崩れやすさが順位に直結した。最新のFSC岩見沢 vs 水曜サッカー部は0-0で締めくくられ、全体として接戦と低得点が目立った。全試合終了のため順位は確定しており、順位決定戦へ向けて鍵となるのは「誰が決定力を取り戻すか」である。

解説のポイント:
- FSC岩見沢は守備安定も決定力不足で勝ち切れない場面が多い。
- cravoは少ない得点で勝負強さを発揮、効率性が光る。
- 南幌は攻撃は機能するが守備の失点が致命的で立て直しが急務。