第29回オオムラサキカップGグループは石狩FCが見事な3連勝で首位通過。総得点12、失点1という数字が示す通り攻守に隙がなく、登別FCエルカソとの直接対決を3-0で制したのが決定打になりました。石狩は長沼戦の5-0を含め2度の完封勝利で安定感をアピールし、決勝トーナメントでの存在感は抜群です。登別は長沼に4-0、苫小牧北光に6-0と爆発的な攻撃力を見せたものの、首位奪取にはあと一歩届かず。長沼は終盤に4-1で苫小牧を破るなど底力を見せ、敗れはしたものの苫小牧北光は最後まで粘り強く戦った姿勢が評価できます。全試合が終了した現状では石狩と登別が上がり、勢いからすると石狩がやや優勢と予想しますが、トーナメントは一発勝負。どのチームも可能性は残っていますので注目です。

・石狩FCは3戦3勝、12得点1失点、完封2回で盤石。
・登別FCエルカソは得点力抜群も直接対決で敗北し2位。
・長沼は1勝で意地を見せ、苫小牧北光は改善点が多く次に期待。