第29回オオムラサキカップEグループを監督の視点で総括すると、全試合終了の結果、室蘭八丁平が無敗（2勝1分）で首位通過し安定した守備（総失点4）と得点効率の高さが光りました。DENOVAは3試合で18得点・得失点差+15と攻撃力は群を抜いており、芽室に対する14‑0の大勝が象徴的ですが、室蘭には3‑1で敗れており強力ながら一発で崩れる弱点もあります。岩見沢日の出は3試合で勝点4、守備と攻撃に波はあるものの粘り強く、芽室は3連敗で失点21と守備面の改善が急務ながら最終戦で1点を奪うなど前向きな材料もありました。残り試合はなく、1位室蘭八丁平と2位DENOVAが決勝トーナメントへ進出。決勝では室蘭の組織力とDENOVAの破壊力のぶつかり合いに注目です。

- 室蘭八丁平は無敗で安定感、守備の堅さが勝因。
- DENOVAは得点力が圧倒的だが対強豪には不安を残す。
- 芽室は守備改善が最優先、岩見沢は粘り強さを次に生かしたい。