U-9 PORTA FESTA決勝トーナメントはFC PORTA WHITEの攻撃力が際立った大会となった。序盤の大勝をはじめ準決勝でESFORCO F.C. Aに4-1、決勝でFC大泉学園を2-0と着実に勝ち進んでの優勝は、得点力とチームの連携の成熟を示す結果だ。FC大泉学園は準決勝でPELADA FCを僅差で退け守備の安定感を見せたが決勝での得点機生かせず準優勝に終わった。PELADAは一度の敗戦を引きずらず3位決定戦で粘り強く勝利をもぎ取り、ESFORCO F.C. AはTD FC戦での9-0の爆発力を見せつつもやや波があり順位に反映された。FCレガーレは苦しい時間帯もあったが5位を奪取する回復力を示し、バディSC江東は大会終盤に攻撃の意欲を取り戻して7位に着地した。U-9らしい成長の差が順位に直結したのが今大会の大きな印象で、個々の伸びしろが次回以降の鍵になりそうだ。

- 優勝の決め手はFC PORTA WHITEの高い得点力と連携の安定性
- 守備で堅さを見せたFC大泉学園は得点力の課題が最後まで響いた
- 波のあるチームは安定感を磨けば順位を大きく上げられる可能性が高い