初日の交流戦は「序盤で決まる」試合が目立ち、見せ場と課題がはっきり出た。三佐ハンドボールクラブは延岡東戦で前半に12-4と主導権を握り、後半は冷静に対応して20-12で勝ち切った。明野北は小島を19-5で圧倒し、特に後半の追加点力が光った一方、HKSC隼人HCは小林に対して前半10-1と一気に突き放し、守備から速攻を組み立てる完成度を見せた。天久小と宮崎の一戦は13-8と点差はついたが拮抗した時間帯もあり、両チームに修正点が残る。明日は三佐vs明野北、天久vsHKSC隼人と勢いのあるチーム同士の対決が組まれ、前半の入り方と守備の切替、シュート選択が勝敗を分けそうだ。敗れたチームも前半の集中と連携を磨けば巻き返しは十分可能で、全体としてスピードとセットプレーの差が結果に直結している点は要注目だ。

- 前半の入り方が流れを左右：序盤の守備集中がカギ。
- HKSC隼人の守備→速攻は有効な勝ち筋。
- 敗戦チームはシュート選択と連携を調整すれば巻き返し可能。