現役選手として見ると、DブロックはAGGRE U-12Aが安定感を示して首位通過したのが最大の結論です。AGGREは3戦3勝で9得点2失点と攻守のバランスが良く、最終戦のAGGRE 3-1 Sapporo Boys SGTで締めくくり決勝トーナメント進出を決めました。一方でせたなジュニアFCとサッポロボーイズSGTはそれぞれ得点力を見せつつも守備に不安が残り、4得点を奪ったドローや1点差の敗戦が象徴するように波がある印象です。FC余市Bは得点こそ3点奪う場面があったものの失点が多く、守備の立て直しが課題です。興味深い戦術的特徴として、本大会の全6試合で前半に得点が集中し、後半が無得点に終わった点はコーチ陣がハーフタイム以降のプランニングやフィットネス、集中維持に工夫を要するサインとも言えます。敗れたチームにも次に生かせる手応えは必ずあり、選手たちはそこを次戦に向けて磨いてほしいです。

解説のポイント：
- AGGRE U-12Aが3戦3勝・9得点2失点で決勝トーナメント進出
- 全6試合で得点は前半に集中、後半はノーゴール（戦術・集中の課題）
- せたなとSapporoは攻撃力が光るが守備の安定化が必要